【情報に振り回されない自分へ】『現代版 魔女の鉄槌』苫米地英人|読んだらどう変わる?本音レビュー

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「SNSで流れてくる情報、なんとなく正しいと思い込んでいませんか?」

もしこの問いにドキッとしたなら、『現代版 魔女の鉄槌』はあなたにとって”今すぐ読むべき一冊”かもしれません。

この記事では、苫米地英人さんの『現代版 魔女の鉄槌』を実際に読んだ感想をもとに、読んだらどう変わるのかを軸にレビューしていきます。

購入を迷っている方や、苫米地さんの他の著作を読んで興味を持った方に向けて、できるだけリアルな読後体験をお伝えしますね。

書籍情報

書名:『現代版 魔女の鉄槌』

著者:苫米地英人

出版社: フォレスト出版

価格:定価 1,870円(税込)/ Kindle版・Audible版あり

Amazon評価:★4.4(226件)

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こんな悩み、ありませんか?

日々のニュースやSNSのタイムラインを眺めていると、こんなモヤモヤを感じたことはないでしょうか。

  • テレビやネットで流れてくる情報を「みんなが言っているから正しい」と受け取ってしまう
  • SNSで拡散される意見に、自分もなんとなく同調してしまう
  • 「自分の意見」だと思っていたものが、実は誰かに刷り込まれたものではないかと不安になる
  • 情報があふれすぎて、何を信じていいかわからなくなる

正直なところ、私も以前はまったく同じ状態でした。

TwitterやFacebookで「いいね」が多い投稿を見ると、それが正しい意見のように感じてしまったり、テレビの専門家が言っていることは無条件に信頼してしまったり……。

そんな”思考のクセ”に気づいてすらいませんでした。

実はこうした現象、中世ヨーロッパの「魔女狩り」と同じ構造だと聞いたら、驚きませんか?

私も同じでした──気づかないうちに”操られていた”話

少し個人的な話をさせてください。

苫米地さんの本は以前から何冊か読んでいて、『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』『新版 コンフォートゾーンの作り方』にはかなり影響を受けました。

特にコンフォートゾーンの概念を知ったとき、「自分がいかに無意識のうちに行動範囲を制限していたか」に気づかされたんです。

でも、この『現代版 魔女の鉄槌』を読んだときのインパクトは、それとはまた別次元でした。

「自分は情報リテラシーがある方だ」と思い込んでいた自分が、実はまんまとメディアの情報操作に乗せられていた──そう気づいた瞬間、背筋がゾクッとしたのを覚えています。

たとえば、あるニュースに対して「世間の大多数がこう考えている」というSNSの空気を見たとき、「自分もそう思う」と自然に同調していた自分がいました。

でも本書を読んだ後は、「ちょっと待てよ、この”空気”は誰が作っているんだ?」と一歩引いて考えられるようになったんです。

この変化は、大げさではなく人生の情報との向き合い方を根本から変えてくれるものでした。

『現代版 魔女の鉄槌』が教えてくれること

そもそも「魔女の鉄槌」って何?

本書のタイトルにある「魔女の鉄槌」とは、1486年に出版された『魔女に与える鉄槌(Malleus Maleficarum)』という実在の書物からきています。

これは「魔女の見つけ方」「審問と拷問の方法」がこと細かに記された、いわば魔女狩りのマニュアル本。当時の印刷技術の発明と相まって爆発的に広まり、聖書を超えるベストセラーになったとも言われています。

犠牲者は諸説ありますが、900万人にのぼるとも。恐ろしいですよね。

「新しいメディアが生まれるとき、必ず新しい魔女狩りが生まれる」

苫米地さんが本書で繰り返し伝えているのが、この強烈なメッセージです。

15世紀には印刷術という「ニューメディア」が魔女狩りを爆発的に拡大させました。そして21世紀の現代では、Facebook、Twitter(現X)、YouTubeといったソーシャルメディアがまさに同じ役割を果たしている──と苫米地さんは指摘します。

具体的には、こんな構造です。

  1. 権力者が情報を操作する → メディアを通じて大衆に特定の価値観を刷り込む
  2. 大衆が無意識に同調する → SNSの「いいね」やリツイートで意見が増幅される
  3. 異論を唱える者が排除される → 現代版の「魔女」として炎上・社会的制裁を受ける

この流れ、SNSの炎上騒動やキャンセルカルチャーを思い浮かべると、ゾッとするほどリアルじゃないですか?

本書の章構成

本書は以下の6章で構成されています。

  • 序章 新たな魔女狩りが始まった!
  • 第1章 聖書を凌ぐベストセラー『魔女に与える鉄槌』の秘密
  • 第2章 魔女狩りの歴史
  • 第3章 13日の金曜日に何が起こったのか?
  • 第4章 フェイスブック、ツイッターから始まる現代の魔女狩り
  • 第5章 現代の異端審問官
  • 第6章 自由な人生を手に入れろ!

前半は歴史的な背景をしっかり解説してくれるので、中世ヨーロッパの知識がなくても問題ありません。むしろ「歴史ってこうやって繰り返すんだ」という驚きとともに読み進められます。

後半の第4章〜第6章では、現代のメディア環境に話が移り、どうやって情報操作から自分を守るかという実践的な内容になっていきます。

読んで実感した「3つの変化」

正直、本書は「読んで気持ちよくなる本」ではありません。むしろ読んでいる最中は「自分も操られていたのか…」という居心地の悪さを感じることすらあります。

でも、その居心地の悪さこそが本書の価値です。

実際に読んでから、私が感じた変化を3つ紹介します。

変化① SNSとの距離感が変わった

以前は毎日のようにSNSのタイムラインを追いかけていましたが、本書を読んでからは「この情報、誰が・何の目的で発信しているのか?」と自然に考えるようになりました。

苫米地さんは本書の中で、こう述べています。

あなたが見ているのは【過去の自分にとって価値のあるもの】だけであり、それは【他人によってつくられた世界】なのです。

この一文を知っているだけで、SNSを見る目が確実に変わります。「おすすめ」に流される受動的な情報摂取から、自分で選ぶ能動的な情報収集に切り替わるんです。

変化② ニュースの見方がガラッと変わった

テレビやネットニュースで「専門家がこう言っている」「世論はこうだ」と報じられているのを見たとき、以前なら「そうなんだ」で終わっていました。

でも今は、「なぜ今このタイミングでこの情報が出てくるのか?」「この報道で得をするのは誰なのか?」と考えるクセがつきました。

本書が解説する「権力者は常にお金に関係することに食指を動かす」という視点は、ニュースを読み解くうえで非常に強力なフレームワークになります。

変化③ 「自分の意見」を持てるようになった

本書で最もインパクトが大きかったのは、第5章「現代の異端審問官」です。ここでは、私たちの認識がいかに他人によって作られているかが詳しく解説されています。

苫米地さんによれば、人間の脳は「見たいものだけを見る」ようにできています。そして、その「見たいもの」自体が、メディアや教育によって外部から刷り込まれたものである可能性が高いというのです。

この仕組みを理解したことで、「これは本当に自分の意見なのか?」と内省する習慣がつきました。結果として、周囲の空気に流されずに自分の頭で考える力がついたと実感しています。

Amazon口コミでも高評価|読者のリアルな声

Amazonでは★4.4(226件)と高い評価を得ています。読書メーターでも378人が登録し、62件の感想が寄せられています。

口コミをまとめると、以下のような声が多く見られます。

  • 「画期的な印刷術の発明で流行したのが魔女狩りだったという切り口が斬新」
  • 「今の時代に大変参考になる」「良書」
  • 「SNSが新たな魔女狩りの道具として使われている構造が理解できた」
  • 「情報の非対称性やメディアリテラシーについて深く考えさせられた」

ビジネスブックマラソンの土井英司さんも「権力とメディア、情報という点からいえば、著者の言っている通り」と評価しており、情報リテラシーを高めたいビジネスパーソンにも支持されていることがわかります。

一方で「宗教的な記述が多い」「SNSの具体例は時代を感じる部分もある」という指摘もあります。確かに2011年出版なので、TwitterやFacebookの事例は当時のものです。

しかし、本質的な「情報操作の構造」は時代を超えて変わらないので、むしろ2020年代の今だからこそ「あのとき言われていたことが現実になっている」とリアルに感じられる部分も多いです。

こんな人にこそ読んでほしい

この本は、次のような方に特におすすめです。

  • SNSやニュースの情報に振り回されがちな方 → 情報との正しい距離感が身につきます
  • 「自分の考え」に自信が持てない方 → 思考が「自分のもの」かどうかを見極める力がつきます
  • 苫米地さんの本を初めて読む方 → 歴史×脳科学×メディア論という独自の切り口で苫米地ワールドを体験できます
  • 『コンフォートゾーンの作り方』や『頭のゴミを捨てれば〜』を読んだ方 → 「洗脳と脱洗脳」という苫米地さんのコア領域をより深く理解できます

逆に、「すぐに使えるテクニック」だけを求めている方には向かないかもしれません。

本書は思考の土台そのものを見直す本なので、即効性というよりは「じわじわと効いてくる」タイプの一冊です。

苫米地英人さんの他の著作との関連

苫米地さんの著作を複数読んでいると、本書の理解がさらに深まります。

どの本から読んでも大丈夫ですが、個人的には「魔女の鉄槌」でまず外部からの洗脳構造に気づく→「コンフォートゾーンの作り方」で自分のゴールを設定する→「言葉があなたの人生を決める」で日々の実践に落とし込むという順番がおすすめです。

情報に支配される側から、情報を選ぶ側へ

『現代版 魔女の鉄槌』は、「あなたの見ている世界は、本当にあなたが選んだ世界ですか?」という根源的な問いを突きつけてくる一冊です。

正直、読んでいる最中は「自分も操られていたのか」と思い知らされて、少し凹むかもしれません。でも、その先にあるのは情報に振り回される不安から解放された、クリアな思考の世界です。

SNS全盛の時代だからこそ、2011年に苫米地さんが警告していた内容が驚くほどリアルに響きます。むしろ「なぜもっと早く読まなかったのか」と後悔するくらいの衝撃がありました。

「情報に支配される側」から「情報を選ぶ側」へ。

その第一歩として、ぜひ手に取ってみてください。

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単行本・Kindle版・Audible版から選べます。

この本は、人生における情報との向き合い方を根本から変えてくれることでしょう。

情報に支配されて振り回されるのはもう終わり。これからは自身が情報を選ぶ側に立つのです。

この記事を書いた人
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こころを癒す魔術師
心にたまった傷と向き合って手放すとか、疲れを吐き出したりだとか。 そういった、一人だとちょっぴり大変だけど必要なことを「お手伝い」したりする、やさしい魔術師をやっています。 ここではスピリチュアル的観点を交えつつ、自分の心との向き合い方、癒し方、思考法などなどに役立ちそうな本を紹介しています。
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