【変性意識を思いのままに】『自分のリミッターをはずす! ~完全版 変性意識入門』苫米地英人|読んだらどう変わる?本音レビュー
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「変わりたいのに、なぜか変われない」──その正体、知っていますか?
突然ですが、こんな経験はありませんか?
- 「自分にはもっとできるはず」と思っているのに、いつも同じところで止まってしまう
- やる気はあるのに、いざ行動しようとすると謎のブレーキがかかる
- 自己啓発書を読んで「なるほど!」と思うのに、翌日にはもとの自分に戻っている
- 目標を立てても、途中で「自分には無理かも」と諦めてしまう
- 成功者の話を聞くと「あの人は特別だから」と線を引いてしまう
- 瞑想やアファメーションを試してみたけど、いまいちピンとこなかった
もし一つでも当てはまるなら、あなたは 自分自身にリミッターをかけている 可能性が高いです。
でも、安心してください。それはあなたの能力が低いからでも、意志が弱いからでもありません。
問題は、「脳が現状を維持しようとする仕組み」を知らないまま、気合いと根性だけで自分を変えようとしていること にあります。
多くの人は「もっと頑張れば変われる」と信じています。でも本書の著者・苫米地英人博士は、こう断言します。
ほとんどの人が自分の限界を決めてしまっている。脳は現実の世界と空想の世界が区別できていない。
この言葉を読んだとき、正直ゾクッとしました。「自分が自分の限界を決めている」──頭ではなんとなくわかっていたけれど、その メカニズム をちゃんと理解していなかったことに気づいたんです。
私もずっと「見えない天井」にぶつかっていました
白状すると、私自身がまさに「リミッターがかかった状態」で生きていた一人でした。
自己啓発書は何十冊も読んできました。「ゴールを設定しよう」「アファメーションをしよう」「コンフォートゾーンの外に出よう」──理論はわかる。でも、いざ実践しようとすると、どこかで「でも、本当にできるのかな?」という疑いが顔を出す。
とくに困ったのが、「頭では理解しているのに、身体がついてこない」 という感覚でした。ポジティブなセルフトークを唱えてみても、心のどこかで「嘘くさいな」と思ってしまう。理想の自分をイメージしてみても、リアリティが湧かない。
そんなとき、苫米地博士の別の著書──『新版 コンフォートゾーンの作り方』や『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』を読んで、「脳の仕組みから変える」というアプローチに衝撃を受けました。
そして気づいたんです。自分に足りなかったのは「やる気」ではなく、「変性意識状態に入る技術」だったのだ と。
そこで手に取ったのが本書『自分のリミッターをはずす! ~完全版 変性意識入門』です。タイトルの「変性意識」という聞き慣れない言葉に少し身構えましたが、読み終わったあとには 「これまで読んだ苫米地本の中で、最も”体感”に近い本だ」 と感じました。
本書の核心──「変性意識状態」に入れば、脳のリミッターは外れる
この本の全体像
本書は、認知科学者・苫米地英人博士が 「変性意識状態(Altered States of Consciousness)」 をテーマに、その理論と実践法を余すところなく解説した一冊です。
もともとKindle版で「催眠編」「気功編」として別々に出版されていた内容に、書き下ろしの「古武術編」を加え、一冊に合本した 完全版 です。
大きく3部構成になっています。
- 第1部:催眠術編 ── 催眠の本質と、自己催眠で変性意識に入る方法
- 第2部:気功編 ── 気の正体と、内部表現の書き換え技術
- 第3部:古武術編 ── 武術における変性意識の応用と、身体を通じたリミッター解除
一見バラバラに見える3つのテーマが、実は すべて「変性意識状態」という共通原理 でつながっている。これが本書最大の発見であり、苫米地理論の基礎が凝縮されたポイントです。
核心メッセージ①:「すべての催眠は自己催眠である」
本書で最初に驚かされるのが、催眠術に関する記述です。
催眠と聞くと、テレビのショーで催眠術師が「あなたは眠くなーる」と言っている場面を想像しがちですよね。でも苫米地博士は、催眠の本質はまったく違うところにあると指摘します。
催眠は誰でもかけられるし、日常的にかかるもの。すべての催眠は自己催眠である。
つまり、催眠術師が特別な力を持っているのではなく、被験者自身が自分で変性意識状態に入っている ということ。そして私たちは日常的に──たとえば映画に没頭しているとき、音楽に聞き入っているとき──すでに変性意識状態を経験しているのです。
この理解が得られただけで、「変性意識」が急に身近なものに感じられるようになりました。特別な才能や修行が必要なのではなく、誰もが日常的に経験していることを「意図的に」「深く」使いこなす技術 だったのです。
核心メッセージ②:「気は実在しないが、存在する」
第2部の気功編で、さらに世界が広がります。
「気」と聞くと、スピリチュアルなイメージが強いかもしれません。しかし苫米地博士は、気を「実在しないが、存在するもの」と定義します。
少しわかりにくいですよね。要するに、物理的に測定できる実体はないけれど、情報空間において確実に効果を発揮する ということです。
私たちは物理空間だけに生きているのではなく、情報空間にも同時に生きている。そして脳は、物理空間と情報空間を区別できない。
だからこそ、情報空間での書き換え──つまり「内部表現の書き換え」──が、現実の身体や行動に変化をもたらすのです。
この説明を読んで、「コンフォートゾーン」や「スコトーマ(心理的盲点)」の概念が、より深いレベルで腑に落ちました。私たちが「現実」だと思っているものは、脳が情報を加工した結果にすぎない。だからこそ、情報の入力を変えれば、現実の出力も変わる。
核心メッセージ③:「古武術は究極のリミッター解除術だった」
第3部の古武術編は、本書ならではの完全書き下ろしパートで、ここが最も刺激的でした。
苫米地博士は実は古武術の達人でもあり、師範として門下の師範代5人を相手にしても敵わないほどの腕前だそうです。そんな博士が、古武術における「気の運用」と「変性意識状態の活用」 を解説してくれます。
古武術では、単に筋力で相手を倒すのではなく、気の力を使います。そしてその根底にあるのが変性意識状態──相手の内部表現を書き換えることで、物理的な力の差を超えた技が可能になるのです。
ミルトン・エリクソンの「ハンドシェイクインダクション(握手フレーム)」という技法が、実は古武術のエッセンスと通じているという指摘には驚かされました。催眠と武術がこんなところでつながるとは。
変性意識に入るための実践法
本書は理論だけでなく、具体的な実践法も豊富です。とくに印象に残ったものを紹介します。
① 逆腹式呼吸法(1分間呼吸法)
通常の腹式呼吸とは逆に、息を吸うときにお腹を凹ませ、吐くときに膨らませる呼吸法。これだけで変性意識状態に入りやすくなるとのこと。シンプルですが、実際にやってみると確かに意識が変わる感覚があります。
② 自己催眠のかけ方
リラックスした状態で、自分に暗示を入れる具体的なステップが解説されています。エリクソンの催眠技法をベースにしながらも、認知科学的な裏づけがあるので、「なぜ効くのか」が理解できます。
③ 情報空間への臨場感の持ち方
ゴールの世界を「情報空間でリアルに体験する」技術。単なるイメージトレーニングとは違い、脳が「これは現実だ」と錯覚するレベルまで臨場感を高めるコツが書かれています。
④ 気の認識法
気が「ある」と確信を持つことが第一歩。気という言葉が入る日本語は無数にあります──「気配」「元気」「やる気」「気合い」。私たちはもともと、存在しないものに存在感を感じることを得意とする生き物なのです。
読んだら何が変わる? 実感した5つの変化
「で、結局この本を読んだら何が変わるの?」──ここが一番大事なところですよね。
実際に読んで、日常に取り入れてみて感じた変化を5つシェアします。
変化①:「自分の限界」が思い込みだったと実感できた
以前は「自分にはここまでが限界」と無意識に線を引いていました。でも本書を読んでからは、その線が 自分で勝手に設定したもの だと心の底から理解できるようになったんです。限界だと思っていたものが単なる「情報」にすぎないと気づいた瞬間、肩の力がスッと抜けました。
変化②:アファメーションやイメージングの「効きが変わった」
これが一番実感した変化です。以前はアファメーションを唱えても「本当かな?」と疑いが残っていました。でも、変性意識状態に入ってから行うと、まるで別物のように言葉がスッと入ってくるんです。「なぜアファメーションが効く人と効かない人がいるのか」 の答えが、変性意識にあったのだと腑に落ちました。
変化③:身体の感覚が鋭くなった
逆腹式呼吸法を続けているうちに、身体の感覚──とくに「気配を感じる力」が敏感になりました。これは古武術編で語られている内容と直結していて、身体と意識のつながりを実感として感じられるようになります。
変化④:「怪しい」と思っていたものの見方が変わった
催眠、気功、古武術──正直、どれも「怪しい」カテゴリーに入れていました。でも本書は認知科学の枠組みで論理的に解説してくれるので、「怪しいかどうか」ではなく 「使えるかどうか」 で判断できるようになりました。実用的な視点が身についたのは大きな変化です。
変化⑤:苫米地理論の「全体像」がつながった
苫米地博士の他の著書──コンフォートゾーン、スコトーマ、エフィカシー、抽象度──これらの概念が、すべて「変性意識」という土台の上に成り立っている ことが理解できました。本書を読むことで、他の苫米地本の理解度がグンと上がります。いわば 「苫米地理論のOSをアップデートする本」 という感覚です。
読者の口コミ・評判をまとめてみた
本書はAmazonで ★4.4(470件超の評価) と高評価。読書メーターでも29件の感想が寄せられている人気作です。
他の読者の声をいくつか紹介します。
「出し惜しみなしのオカルト全開が最高」
催眠術や気功、古武術を具体例として脳のリミッターの外し方を解説する変人は苫米地博士だけだろう。純粋に読み物としても非常に面白い。中島らもの『ガダラの豚』や京極夏彦の『塗仏の宴』が好きな方は必読。(苫米地本150冊以上読破のブロガー)
「変性意識が身近になった」
「変性意識」という言葉は全く聞いたことがなかったが、所謂「フロー」「ゾーン」に置き換えられるもの。自分に暗示をかけることが一番効果があるという原体験があったが、この本でその理論的裏づけが得られた。(はてなブログレビュー)
「苫米地理論の基礎が全部入っている」
エリクソンからNLPまで、すべての苫米地理論の基礎が具体的にわかりやすく展開される。催眠術編と気功編に加え、書き下ろしの古武術編を合本した決定版。非常に有意義な記述が多く、繰り返し読みたい。(読書ブログ)
「気功や催眠の仕組みがわかりやすい」
気功や催眠の仕組みが分かりやすく解説されており、目眩く陶酔の世界に浸れる。学習のため、様々な切り口から学びたい人にもおすすめ。(Amazonレビュー)
一方で、「古武術編は理解が難しかった」「もう少し初心者向けの説明が欲しい」という声も。ただ、苫米地博士の著書を何冊か読んだことがある方なら、スムーズに理解できる内容だと思います。
この本が向いている人・向いていない人
✅ こんな人におすすめ
- 「変わりたいのに変われない」という壁を感じている人 ── その壁の正体が「脳のリミッター」であることを理解できます
- アファメーションやイメージングの効果を実感できない人 ── 変性意識状態を活用することで「効かせ方」がわかります
- 苫米地英人の本を何冊か読んで、もっと深く知りたい人 ── コンフォートゾーンやスコトーマの背景にある「変性意識」を体系的に学べます
- 催眠・気功・古武術に興味がある人 ── 認知科学の視点からロジカルに解説されているので、オカルト嫌いでも納得できます
- 自己啓発の「次のステージ」を探している人 ── 気持ちの持ちようではなく、脳と身体の仕組みから変えるアプローチが手に入ります
❌ こんな人には向かないかも
- 苫米地英人の本を一冊も読んだことがない人 ── いきなり本書から入ると、用語や概念に戸惑うかもしれません。最初の一冊なら『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』がおすすめです
- 科学的エビデンスを厳密に求める人 ── 認知科学がベースとはいえ、気功や古武術のパートは体験的な記述も多めです
- すぐに使えるテクニックだけ欲しい人 ── 「なぜ効くのか」の理論を丁寧に解説する本なので、ハウツーだけ求める方には向きません
著者・苫米地英人とは?
苫米地英人(とまべち・ひでと)博士は、カーネギーメロン大学で計算言語学の博士号を取得した認知科学者です。「人工知能の父」と呼ばれるロジャー・シャンクに師事し、機能脳科学・計算機科学・認知心理学を横断する研究を行っています。
オウム真理教信者の脱洗脳に携わったことでも知られ、コーチングの元祖ルー・タイスの晩年には右腕として活動。TPIE・PX2などの能力開発プログラムの開発を担当しました。著書は200冊を超え、「脳」「コーチング」「洗脳」「自己啓発」など幅広いテーマで執筆を続けています。
さらに古武術の達人でもあり、本書では師範として門下生を指導する立場から、変性意識と武術の関係を解説しています。認知科学者と古武術家という二つの顔を持つ著者だからこそ書けた、唯一無二の一冊です。
苫米地英人の関連書籍──次に読むならこの本
本書を読んで苫米地博士の考え方に興味を持った方には、以下の書籍もおすすめです。
『新版 コンフォートゾーンの作り方』
「現状の外側にゴールを設定する」という苫米地コーチングの核心を学べる一冊。本書で解説されている「変性意識状態で内部表現を書き換える」の、もっとも実用的な応用先が「コンフォートゾーンの移動」です。「ゴール設定」「エフィカシー」「ホメオスタシス」の仕組みを体系的に理解したい方に。
👉 『新版 コンフォートゾーンの作り方』レビュー記事はこちら
『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』
苫米地本のベストセラーにして入門書の決定版。頭の中のモヤモヤ=「ゴミ」を捨てて、脳のパフォーマンスを最大化する方法を解説しています。本書の変性意識理論を知ったうえで読み返すと、「なぜゴミを捨てると脳が目覚めるのか」の理由がさらに深く理解できます。
👉 『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』レビュー記事はこちら
『「言葉」があなたの人生を決める』
ルー・タイスの名著『アファメーション』を苫米地博士がわかりやすく解説した実践書。本書で学んだ「変性意識状態でのアファメーション」を実践するための、具体的な言葉の使い方が手に入ります。
『思考停止という病』
「なぜ日本人は自分の頭で考えられないのか?」を鋭く分析した一冊。本書のテーマである「リミッターを外す」の前提として、そもそも 思考が停止している状態に気づく ことが必要です。変性意識の前に、まず「覚醒する」ことの重要性がわかります。
『「イヤな気持ち」を消す技術』
怒り・不安・後悔──ネガティブな感情を脳科学的に「消す」技術を解説。本書で変性意識のメカニズムを学んだあと、日常のネガティブ感情にどう対処するかの実践書として最適です。
あなたのリミッターは、あなた自身が外せる
本書を一言でまとめるなら、「あなたの限界を決めているのは環境でも才能でもなく、あなたの脳のリミッターだ。そしてそれは、変性意識状態を使えば自分で外せる」 ということ。
催眠・気功・古武術──一見バラバラに見えるこの3つが、実はすべて 「内部表現の書き換え」 という共通原理でつながっていた。この発見だけでも、本書を読む価値は十分にあります。
「自己啓発書はたくさん読んだけど、根本的に変われた実感がない」「頭では理解しているのに、身体がついてこない」──そんな方にこそ、手に取ってほしい一冊です。
苫米地理論の「基礎のOS」にあたる変性意識を理解することで、コンフォートゾーンもアファメーションもエフィカシーも、すべてが一段深いレベルで使いこなせるようになります。
あなたのリミッターは、あなた自身が外せます。
その方法が、この本に書かれています。
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単行本・Kindle版から選べます。
Kindle Unlimited対象商品のため、会員なら追加料金なしで読むことができます。
脳のリミッターを外す方法を知るだけで、あなたの可能性は一気に広がります。
気になった方は、ぜひ手に取ってみてくださいね。
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