【幸せは脳が決めている】『苫米地式「幸せ脳」のつくり方』苫米地英人|読んだらどう変わる?本音レビュー
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「もっと頑張れば幸せになれるはず」「あの目標を達成すれば、きっと満たされる」──そう信じて走り続けているのに、ゴールにたどり着いてもなぜか「これじゃない」感がぬぐえない。
本書『苫米地式「幸せ脳」のつくり方』は、そんな”幸せ迷子”の脳をまるごとアップデートしてくれる一冊です。
認知科学者・苫米地英人博士が「幸せとは何か?」という問いに、脳科学と仏教哲学の両面からメスを入れ、1日たった10分のトレーニングで「いま、この瞬間」から幸せを感じられる脳の回路をつくる方法を解説しています。
この記事では、実際に読んで実践してみた体験をもとに、本書の魅力と「読んだらどう変わるのか」を本音でレビューしていきます。
「幸せになりたいのに、なれない」というジレンマを抱えていませんか?
突然ですが、こんな経験はありませんか?
- 転職して年収が上がったのに、なぜかモヤモヤが消えない
- 欲しかったものを手に入れたのに、すぐに次が欲しくなる
- SNSで友人の「幸せそうな投稿」を見て、自分だけ取り残されている気がする
- 「ポジティブ思考が大事」と頭ではわかっているのに、心がついてこない
- 自己啓発書を何冊も読んだけど、結局なにも変わっていない気がする
実はこれ、あなたの努力が足りないわけでも、根性が足りないわけでもありません。
問題は「幸せの正体」を知らないまま、幸せを追いかけていることにあります。
多くの人が「お金を稼げば」「結婚すれば」「出世すれば」幸せになれると信じています。でも、それらを手にした人が全員幸せかというと──そうでもないですよね。
その理由を、本書はたった一行で言い切ります。
「幸せ」とは、幻想でしかない。
「え、幻想?」と驚くかもしれません。でも、この言葉の意味を理解した瞬間、幸せへの向き合い方がガラッと変わるんです。
正直、自分も「幸せの追いかけっこ」から抜け出せませんでした
正直に白状すると、私自身もまさに「幸せの追いかけっこ」をしていた一人でした。
自己啓発書をたくさん読み、目標を設定し、達成のために行動する。それ自体は悪いことではないんですが、達成しても「次はあれもこれも」と終わりがない。ゴールにたどり着いたはずなのに、すでに次のゴールが見えていて、「いまの自分」に満足できるタイミングが永遠にやってこない感覚がありました。
「幸せになるために頑張っているはずなのに、いつまでも幸せを感じられない」
この矛盾をどうにかしたくて手に取ったのが、本書でした。
そして読み始めてすぐに気づいたんです。自分は「幸せ」の定義すら、他人や社会に決められていたんだということに。
本書の核心──「幸せは脳の認識の問題」という革命的な視点
本書の5つのステップ
本書は5つのStep構成になっています。
| Step | テーマ |
|---|---|
| Step 1 | 「幸せ」とは、幻想でしかない |
| Step 2 | 幸・不幸を決める「脳のメカニズム」 |
| Step 3 | 「本当の幸せ」を手に入れる発想術 |
| Step 4 | 「偽・幸せ」から脱け出す方法 |
| Step 5 | 「幸せ脳」をつくる1日10分トレーニング |
全187ページとコンパクトで、図解も多く読みやすい構成です。それでいて、中身は脳科学×仏教哲学の深い内容がぎっしり詰まっています。
核心メッセージ:「幸せは外にはない」
本書の最大のポイントは、「幸せ」は外的要因で決まるのではなく、脳内の情報処理=認識の問題であるという主張です。
苫米地博士はこう述べています。
自分の前に幸せがあるから「幸せだ!」と認識するのではなく、自分が「幸せだ!」と認識するからこそ、幸せが自分の前に現れる。
これ、読んだときにハッとしました。
私たちは「条件が揃ったら幸せになれる」と思い込んでいます。でも実際には、脳が「幸せだ」と認識する回路が先に必要で、その回路さえあれば今この瞬間から幸せを感じられるということなんです。
「偽・幸せ」から脱出する
本書で特に印象的だったのが、「偽・幸せ」という概念です。
苫米地博士によれば、私たちが「これが幸せだ」と思っているものの多くは、実はメディアや教育、資本主義社会によって植えつけられた「洗脳」だというのです。
- 「お金持ち=幸せ」
- 「有名になる=幸せ」
- 「ブランド品を持つ=幸せ」
これらは本当に自分が望んだものなのか、それともテレビやSNS、周囲の価値観に刷り込まれたものなのか?
本書はこの問いを突きつけてきます。そして「偽・幸せ」の鎖を解く方法として、「空観(くうかん)」という仏教由来の考え方を脳科学的に解説してくれるのが面白いところです。
「幸せ脳」をつくる1日10分トレーニング
理論だけで終わらないのが本書の強み。Step 5では具体的な6つのトレーニングが紹介されています。
- 自我を見つめる「空観」トレーニング – 自分を定義し続けることで「自我は空(くう)である」と実感する
- 悩みを見つめる「空観」トレーニング – 悩みには実体がなく、自分の心がつくりだしていると気づく
- すべてが幻だとわかる「空観」トレーニング – 自分の行動を一つ一つ意識しながら過ごし、「今」を生きる
- モノに役割を持たせる「仮観」トレーニング – 仮の役割を自由に選択できることを知る
- 情動を利用した「仮観」トレーニング – 「○○できてうれしい!」と本気で妄想する
- いまを最高に幸せと思うトレーニング – 「いまが理想的」だという理由を考えるクセをつける
どれも1日10分程度で実践できるシンプルなものばかり。特にトレーニング6の「いまが理想的だという理由を考えるクセづけ」は、日常にすぐ取り入れられて効果を実感しやすいと感じました。
読んだら何が変わる? 実感した5つの変化
「で、結局読んだら何が変わるの?」──ここが一番気になるところですよね。
実際に本書を読み、トレーニングを続けてみて感じた変化を5つ紹介します。
変化①:「比較グセ」が激減した
SNSを見ても「あの人はいいなぁ」と落ち込むことが明らかに減りました。本書の言葉を借りれば、他人の幸せも自分の不幸もすべて脳がつくり出した幻想。そう腑に落ちた瞬間から、比較すること自体がナンセンスに思えてきたんです。
変化②:「今の自分でOK」と思えるようになった
本書にはこんな言葉があります。
現在の自分より最高の自分は存在しない。
これは「成長しなくていい」という意味ではなく、過去も未来も幻想なのだから、いま目の前にいる自分こそが最高の自分だという認識です。この視点を持つだけで、自己肯定感がグッと上がりました。
変化③:ネガティブ思考の「自動再生」が止まった
以前は嫌なことがあると、何度も何度も頭の中でリプレイしていました。でも「空観トレーニング」で悩みを観察するクセがつくと、「あ、これも脳がつくった幻想か」と一歩引いて見られるようになりました。悩みが消えるというより、悩みに巻き込まれなくなる感覚です。
変化④:「やらなきゃ」から「やりたい」に変わった
「偽・幸せ」を自覚するようになると、自分の行動の動機が変わります。「世間的にこうすべき」ではなく、「自分が本当にやりたいかどうか」で判断できるようになりました。結果、行動量は減ったのに充実感は増えるという不思議な現象が起きました。
変化⑤:日常の「小さな幸せ」に気づけるようになった
本書で紹介されているRAS(脳の情報フィルター)とスコトーマ(心理的盲点)の仕組みを知ると、脳が「幸せ」にフォーカスすれば、幸せなことしか目に入らなくなることが理解できます。朝のコーヒーの香り、通勤路の空の色、何気ない家族との会話──こうした些細な瞬間に「あ、幸せだな」と自然に思えるようになったのは大きな変化でした。
読者の口コミ・評判をまとめてみた
本書はAmazon Kindleで★4.5(211件の評価)と高評価。読書メーターでも評価81%(感想52件)と、読者からの支持が厚い一冊です。
他の読者の声もいくつか紹介します。
💬「凄い言葉に出会った」
自分が「幸せだ!」と認識するからこそ、幸せが自分の前に現れる。今日はこのことに気付いて「幸せ」だ。(ブクログ)
💬「幸せを感じるのは自分の心」
幸福感は幻想なんだから、自分が幸せだと思っちゃえば幸せなんだ──トレーニング方法も具体的で実践しやすい。(ブクログ)
💬「わかりやすくて実践的」
わかりやすい内容、読みやすい本です。実践しやすい内容が多い。為になる本の一冊。(Amazon)
💬「論理的な人にぴったり」
論理的に考える傾向のある人にとっては、納得しやすい本だろう。ベースは仏教の認識論である。(本が好き!)
💬「新鮮な角度」
今までと少し角度を変えてきたなー。著者の本が好きという人にだけでなく、新鮮な感じがする。(ブクログ)
一方で、「仏教用語や哲学的な話が多く、最初はとっつきにくい」という声もありました。
苫米地博士の本を初めて読む方は、少し構えるかもしれません。ただ、図解が多く文章自体は平易なので、「難しそう」と感じても読み進めれば理解できるレベルに収まっています。
この本が向いている人・向いていない人
✅ こんな人におすすめ
- 頑張っているのに幸せを感じられない人 – 「幸せの正体」を知ることで、追いかけっこから解放されます
- 自己啓発書をたくさん読んだけどピンとこなかった人 – 脳科学的アプローチなので「なるほど」と腹落ちしやすい
- 苫米地英人の他の著書を読んで興味を持った人 – コンフォートゾーンやスコトーマの概念を「幸せ」に応用した内容
- 論理的に考えるタイプの人 – 感情論ではなく科学と哲学に基づいた幸福論
- 具体的なトレーニング方法が欲しい人 – 1日10分の実践メニューが6つ用意されている
❌ こんな人には向かないかも
- 即効性のあるテクニックだけ欲しい人 – 表面的なハウツーではなく、思考の前提から変える内容
- スピリチュアルや仏教的な話に拒否感がある人 – 空観・仮観・中観など仏教哲学がベースにあります
- すでに苫米地本を4〜5冊以上読んでいる人 – 基本的な考え方やトレーニングは他の著書と重なる部分もあります
著者・苫米地英人とは?
苫米地英人(とまべち・ひでと)博士は、カーネギーメロン大学で計算言語学の博士号を取得した認知科学者です。
「人工知能の父」と呼ばれるロジャー・シャンクに師事し、機能脳科学・計算機科学・認知心理学を横断する研究を行っています。
コーチングの元祖ルー・タイスの晩年には右腕として活動し、TPIE・PX2・TICEコーチングなどの能力開発プログラムの開発を担当。著書は200冊を超え、「脳」「コーチング」「洗脳」「自己啓発」といった幅広いテーマで執筆を続けています。
本書は、その苫米地博士が「幸せとは何か?」という根源的なテーマに、脳科学と仏教哲学の両面から真正面に向き合った一冊です。
苫米地英人の関連書籍──次に読むならこの本
本書を読んで苫米地博士の考え方に興味を持った方には、以下の書籍もおすすめです。
『新版 コンフォートゾーンの作り方』
「現状の外側にゴールを設定する」という苫米地コーチングの核心を学べる一冊。幸せ脳の土台となる「コンフォートゾーン」「ホメオスタシス」「スコトーマ」の仕組みを深く理解できます。本書と合わせて読むと、理論の全体像がつかめます。
👉 『新版 コンフォートゾーンの作り方』レビュー記事はこちら
『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』
苫米地本のベストセラー。頭の中のモヤモヤ=「ゴミ」を捨てて、脳のパフォーマンスを最大化する方法を解説。「幸せ脳」の前段階として、まず脳をクリアにしたい方に最適です。
👉 『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』レビュー記事はこちら
『「言葉」があなたの人生を決める』
ルー・タイスの名著『アファメーション』を苫米地博士がわかりやすく解説した実践書。セルフトークを変えることで人生を変えるメソッドは、「幸せ脳」トレーニングとの相性が抜群です。
その他、同著者の書籍
- 「イヤな気持ち」を消す技術(準備中)
- 悩みを幸せに変える法則(準備中)
- 思考停止という病(準備中)
- 自分のリミッターをはずす! ~完全版 変性意識入門(準備中)
- 超悟り入門(準備中)
など
願望実現系のおすすめ書籍
苫米地博士の本以外にも、「意識」や「思考」から現実を変えるアプローチに興味がある方には、以下の書籍レビューもおすすめです。
- 『「量子力学的」願望実現の教科書』(高橋宏和) – 量子力学の視点から願望実現のメカニズムを解説
- 『思考は現実化する』(ナポレオン・ヒル) – 願望実現系の古典的名著
- 『潜在意識とつながる超実践法 全部叶う「新しい私」の教科書』 – 潜在意識を日常で活用する実践ガイド
「幸せ」は追いかけるものじゃなく、今ここでつくるもの
本書を一言でまとめるなら、「幸せはあなたの外側にはない。脳の中にある」ということ。
そして、その脳の回路は1日10分のトレーニングで誰でもつくれるというのが、本書の最大のメッセージです。
「幸せになりたい」と願いながらも、いつまでも満たされない感覚を抱えているなら、一度この本で「幸せの正体」を知ってみてください。追いかけるのをやめた瞬間、幸せは向こうからやってきます。
『苫米地式「幸せ脳」のつくり方』をAmazonでチェックする
単行本・Kindle版から選べます。
※Kindle版はKindle Unlimited対象商品です。
Kindle Unlimited会員なら追加料金なしで読めます。まずは無料で試してみるのもアリかもしれません。
